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退職金と財産分与

1 退職金は離婚時の財産分与の対象になるか
ア 将来に支給されるもので、支給の有無、金額が不確定
→ 確定した財産とはいえず、常に財産分与の対象になるわけではない。
イ ただ、支給の蓋然性が高まってくると、財産分与の対象として認められやすい。
→ 裁判例では支給まで10年を切ると、認められやすくなる。
→ 公務員、経営の安定した大企業は認められやすい傾向がある。

2 いつ分与するか
→ 他の財産と同時にするものと、現実の支給時にするものと裁判例はわかれている。

3 分与の金額
→ 他の財産同様、別居時の計算上の支給額が一応基準になるが、婚姻(同居)期間が就職期間より短い場合は、割合計算する裁判例が多い。